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CONCEPT
◆イントロダクション
“DOUBLE TOMORROW”は時間の隙間である。そこでは時間のジョイントが外れており、いわゆるわかりやすい物語の流れがあるわけではない。しかし、さまざまな人生の断片が、未分化な状態で折りたたまれ、詰め込まれている。正しいひとつの読み方があるわけではない。そこにいる間は、自由に好きなことを想像すればいい。そこはそれぞれが、過去のこと、現在のこと、そしてひとつではない未来のことを考えるためだけにある。
◆企画にあたって
価値観の多様化が進み、多角的な感性と本質的な表現が求められる昨今、時代を敏感に察知し切り込むファビアン氏との創作は、円の活動に大きな活力を生み出すとともに、演劇の新たな可能性を探る機会になるはずです。また、国・文化・生活と土壌の異なる彼との共同作業は、これからの日本と日本人を、舞台芸術を通して、より外的に内的に見つめる最良の時間になるのではないかと考えています。2016年8月、ファビアンとのワークショップを経て選ばれた15名の俳優たちが、1年間毎月集い「いま」起きている事件や話題について世代の垣根を越えてのミーティングを重ねて来ました。この1年間の活動が、きっとより良い創造へと結実すると信じています。
DOUBLE TOMORROW day2
"演出家、俳優といったセパレートを取り払って、率直に意見を言い合っていこう。一緒につくっていこう"-f.p.
DOUBLE TOMORROW day9
"身体を通しての会話。アクションに対してのリアクション。丁寧に感じて会話してみよう。"-f.p.
DOUBLE TOMORROW day6
"今日は新しいアプローチで応えて欲しい。まずはメカニズムを探るためにやってみよう。"-f.p.
DOUBLE TOMORROW day12
"シーン全体での集中力が素晴らしかった。とても繊細に感じあえているこの状態をキープしていこう。美しい瞬間だったね!"
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